同棲6年で学んだ5つのリアルな失敗談
同棲って言葉だけ聞くと、楽しいイメージを持っている方が多いんじゃないでしょうか。
好きな人と一緒に暮らして、
毎日顔を合わせて、ご飯を食べて、同じ時間を過ごす。
私たちも、同棲を始める前はそんなイメージを持っていました。
ただ、実際に暮らしてみて思ったのは、
赤の他人同士が生活を共にするのは、想像以上に大変だということです。
同棲を始めたこと自体は後悔していません。
でも、何も考えずに勢いで始めてしまったことは、正直後悔しています。
同棲6年目の今だから分かる、
「こうしておけばよかった」と思うことを、これから4つ紹介します。
1.お金のルールを決めなかったこと
私たちは、勢いと成り行きで同棲を始めました。
同棲前に、きちんとお金の話をする時間は取れていませんでした。
まだ20代前半で、お互い新卒だったこともあり、
家賃は折半、食費や日用品は
「ここは私が」「ここは俺が」と、かなり曖昧な形で支払っていました。
実際に、どれくらい差が出ていたのかは分かりません。
当時はそれが普通だと思っていましたし、特に不満もありませんでした。
ただ、同棲を始めて1年半ほど経った頃、
私がNISAを知ったことをきっかけに、家計管理について考えるようになります。
そのとき初めて、
「このままなんとなくで続けていて、本当に大丈夫なんだろうか」
という不安を感じました。
今後のことも考えて、共有の財布を作ろうと提案しましたが、
ここで初めて、お互いのお金に対する考え方の違いが見えてきました。
二人の関係性や年齢差によっては、
お金の話を切り出しにくいと感じる人もいると思います。
ただ、後回しにすればするほど、話しづらくなります。
場合によっては、過去の支払いをめぐって揉めてしまうこともあります。
これを読んでいる方の中で、
これから同棲を考えている人、
すでに同棲しているけれどお金の管理が曖昧な人は、
ぜひ一度、きちんと話す時間を作ってみてください。
2.家事は自然に分担されると思っていたこと
同棲を始めたばかりの頃、家事の分担について深く考えていませんでした。
というより、「一緒に住めば、なんとなくうまく回るだろう」と思っていたんです。
最初のうちは、本当に気になりません。
部屋が多少散らかっていても、「まあいっか」で済むし、
相手がやってくれた家事にも素直に感謝できます。
新生活のテンションもあって、多少の偏りには目をつぶれる時期でした。
しかし、生活に慣れてくると状況は変わります。
仕事で疲れて帰ってきたとき、
「なんで自分ばっかりやってるんだろう」
そんな気持ちが、ふとした瞬間に顔を出すようになります。
不思議なことに、問題になるのは家事の量そのものではありません。
ゴミ出しが多いとか、洗い物が多いとか、そういう“正しさ”よりも、
「自分ばかり気づいて動いている気がする」
この感情が一番しんどかったです。
相手はサボっているつもりなんて全くない。
むしろ「頼まれたらやる」というスタンスだったりします。
でも、こちらは「頼まなくても気づいてほしい」と思っている。
このズレが、静かにストレスを溜めていきました。
今振り返ると、
家事は自然に分担されるものではなく、
話し合って初めて「納得できる形」になるものだったと思います。
最初にきちんと決めなかったことで、
後から感情が絡んでしまい、
ただの家事の話が、関係性そのものの不満にすり替わっていきました。
同棲で家事がしんどくなる理由は、
やる量ではなく、「気持ちが置き去りになること」。
このことに気づくまで、私たちは少し遠回りをした気がします。
3.察してくれるはずだと期待していたこと
同棲を始めた頃、私たちは
「言わなくても分かってくれるはず」
と、どこかで思っていました。
長く付き合ってきたし、
一緒に暮らしているのだから、
わざわざ言葉にしなくても伝わるだろう、と。
でも実際は、そんなことはありませんでした。
最初のうちは、多少の違和感があっても気になりません。
「まあいいか」
「今は忙しいだけだよね」
そんなふうに、自分の中で勝手に納得させていました。
ただ、その小さな不満は消えるわけではありません。
気づかないうちに、少しずつ溜まっていきます。
相手は悪気なくいつも通り過ごしているのに、
自分の中だけでイライラが増えていく。
そしてある日、些細なことで感情が一気に溢れてしまいました。
相手からすれば、
「そんなことで?」
と思うような内容だったかもしれません。
そのとき初めて気づいたのは、
察してもらえなかったことが問題なのではなく、
こちらが何も伝えてこなかったこと自体が原因だった、ということです。
当時の私たちは、
話し合いをすることは口論のもとになると思っていました。
空気が悪くなるのが怖くて、
関係が壊れる気がして、
言いたいことを飲み込んでいたんです。
でも実際にきちんと話してみると、
必ずしも喧嘩になるわけではありませんでした。
むしろ、
「そう思ってたんだ」
「そこまで気づかなかった」
と、お互いの考えを知るきっかけになることの方が多かったです。
同棲生活では、
察してもらうことを期待するより、
伝えることを選んだほうが、ずっと楽でした。
言わなくても分かる、ではなく、
言葉にするからこそ分かり合える。
それを学ぶまでに、私たちは少し時間がかかりました。
4.将来の話をぼんやり避けていたこと
同棲を始めた頃、
将来の話は、なんとなく避けていました。
結婚のこと。
仕事のこと。
これからどこに住むのかという話。
どれも大事だと分かってはいたけれど、
口に出すと急に重くなる気がして、
「若いし今はまだいいかな」と先送りにしていました。
当時は、
一緒に暮らせていること自体が楽しくて、
目の前の生活で精一杯だったのもあります。
将来の話をしないことが、
そのまま関係がうまくいっている証拠のように感じていました。
でも実際は、
話していないだけで、何も決まっていなかった。
結婚についてどう考えているのか。
仕事をこのまま続けるのか、変える可能性はあるのか。
今の家にどれくらい住むつもりなのか。
お互いの考えが分からないまま時間だけが過ぎていくと、
安心するどころか、少しずつ不安が増えていきました。
相手が何を考えているのか分からない。
自分がこの先どうなるのかも、はっきりしない。
話していないだけなのに、
勝手に想像して、勝手に不安になることもありました。
今振り返ると、
将来の話が重かったのではなく、
避け続けていたことの方が、ずっと重かった気がします。
まとめ
ここまで読んでいただいて、
「大変そうだな」と感じた人もいるかもしれません。
ただ、ここで一つだけはっきりさせておきたいのは、
私たちが書いてきた後悔は、
失敗そのものではないということです。
何度もぶつかって、
遠回りをして、
その中で気づいたことが、今の生活につながっています。
もし、同棲を始める前に
これらのことを知っていれば、
もっと楽に過ごせた部分も、きっとあったと思います。
でも、当時の私たちには分からなかった。
だからこそ、今こうして振り返ることができています。
これから同棲を考えている人や、
今まさに同棲中で悩んでいる人は、
私たちと同じ遠回りをしなくてもいい。
この記事に書いたことすべてを
真似する必要はありません。
ただ、
「こういうすれ違いもある」
「こんなところで悩む人もいる」
そう知っているだけで、
避けられる衝突や、不安は確実にあります。
後悔は、やり直せない過去ではなく、
これからを少し楽にするための材料でした。
このブログが、
あなたの同棲生活を完璧にすることはできません。
それでも、
少しだけ肩の力を抜くきっかけになれたら、
それで十分だと思っています。
同棲は大変なことも多いですが、少し立ち止まって考えられれば、ちゃんと続いていくものです。
